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楽しく作って、美味しく食べて、長生きできる透析食 透析食レシピ クッキング&セミナー 地元食材で透析食クッキング!

透析食レシピ クッキング&セミナー in 浜松

2011年7月31日、本年度最初の「透析食レシピ クッキング&セミナー」が浜松市の浜松市福祉交流センターで開催されました。当日は朝から雨が降る中、浜松市、磐田市などから54名の方々にご参加いただきました。
最初に聖隷浜松病院 腎センター長の磯﨑泰介先生によるご講演が行われ、続いて同じく聖隷浜松病院 栄養課 管理栄養士の倉田栄里先生のご指導による透析食レシピクッキングが行われました。

講演では、磯﨑先生から『透析患者さんのかしこいリンのコントロール法』についてお話いただきました。冒頭では、透析患者さんの死亡原因上位を占める心血管系疾患を引き起こす高リン血症について説明があり、高リン血症になると、血清リンの値が上昇し、結果的に血管や心臓が石灰化する「異所性石灰化」が引き起こされることが示されました。この石灰化は心不全や心筋梗塞といった心血管系疾患に大きく関与しており、実際に血清リンの値が高いと心血管疾患での死亡リスクは高くなることがわかっています。だからこそ、十分な透析と適切な食事、リン吸着薬などの薬物療法でかしこくリンをコントロールし、心血管系疾患の発病リスクを減らすことが長生きにつながると先生よりお話がありました。

また、聖隷浜松病院腎センターでは定期的に管理栄養士さんによる栄養回診が実施されており、そのうち6割の患者さんが高リン血症で栄養指導を受けているとの報告がありました。その主な原因はリンが多く含まれる食品の摂取となっており、食事でリンの摂取量をコントロールすることの難しさと重要性を学ぶ機会となりました。

透析食レシピクッキングでは、静岡県産のしらすを使った第3回バイエル・レシピコンテスト受賞レシピの「梅じゃこ菜飯」と、倉田先生ご考案の「冷やし豚しゃぶ」、「夏野菜のカレー炒め」、「きゅうりとみょうがの酢の物」の4品を調理しました。倉田先生にご考案いただいたレシピは自宅でも手軽に作れて、暑い夏にも食欲がわく、今の時期にぴったりの内容でした。班ごとに作業を分担し手際よく野菜を切ったり、炒めたりと絶妙のチームワークであっという間に4品が完成しました。先生からは、カレー粉やみょうがなどの香辛料・香味野菜は食欲増進や消化促進、抗菌の作用があり、食欲の落ちる夏には最適な上に塩分を控えめにできるというアドバイスをいただきました。参加された方からは、「見た目のボリューム感があってお腹がいっぱいになる」、「香味野菜はよく使うが、香辛料はなかなか使い方がわからないので参考になる」といった感想が聞かれました。

磯﨑先生によるご講演調理中の様子

浜松での透析食メニュー昼食タイムの様子

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