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掲載:2015年 vol.22

リン・カリウムを通常の米の4割以上カット!低リン米〈みえのゆめ〉 写真
株式会社ミエライス
取締役 管理部長 西本吉春さん(右)
副工場長 楓井(かえでい)一仁さん(左)

1960(昭和35)年創業。三重県津市で、米穀の荷受から精米、仕上げ、包装、出荷までを一貫生産システムで行う。すべての工程において高精度な技術を誇り、品質と安全性にこだわって、多品種の商品を生産。2013年から「みえフードイノベーション・プロジェクト」の一環である「医療食プロジェクト」に参加し、低リン米の開発・商品化を実施。「みえのゆめ」という米の低リン化に成功し、2014年6月から販売を行っている。

三重県の取り組みに参加し、
低リン米を共同開発。

西本吉春さん

「私たちが携わっているお米で、社会に貢献できる機会ができたことは大変うれしい」と話す西本さん。今後も引き続き、たんぱくを減らす工夫も検討していきたいそう。

 三重県津市で、三重県産をはじめ全国のおいしいお米を精米し、お届けしている株式会社ミエライス。米の味わいをもっとも生かす高い精米技術で、安心・安全な商品を生産しています。
 そのミエライスが、昨年6月に発売したのが「みえのゆめ」の低リン米です。「低リン米を手がけたのは、三重県が行っている“みえフードイノベーション・プロジェクト”がきっかけでした。これは、産官学などが協力し合い、三重県内の農林水産品を活用して新たな商品やサービスを開発する取り組み。私たちはその中の一つである“医療食プロジェクト”に参加したのです」と取締役の西本さんは話します。
 もともと、三重県農業研究所が米ぬかにリンやカリウムが多く含まれることに着目し、精米方法などを研究していました。低リン化に適した米の品種を探る中で、県のブランド米である「みえのゆめ」が選ばれ、この米を取り扱っていたミエライスと、低リン米の共同開発をすることになったといいます。精米には独自の技術が必要で、機械もそれに対応した作業が求められるため、これまでお付き合いのある精米機メーカーの株式会社サタケに依頼。3者の協力によって、一年かけて商品が完成しました。

リン48%・カリウム55%をカット!
「成分・おいしさ・低価格」を実現。

精米機

低リン米の精米を行う精米機。米本来の縦長の形を保ちながら精米する「バーチミル」という機種を採用している。

ブランドごとに袋詰めする専用機械。

取り扱う米を、ブランドごとに袋詰めする専用機械。

楓井 一仁さん

「削りすぎや摩擦熱などで米のおいしさが損なわれないように、常に注意を払っています」と楓井さん。

 一般的に白米は表面の約10%を削って精米しますが、「みえのゆめ」の低リン米は17%削ります。これにより、米100g中に含まれる成分を、リンは48%、カリウムは55%減らすことに成功しました。また従来の低リン米は加工時に科学処理を行うためににおいが気になったり、米を多く削っても割れない特殊な精米機を使用するために価格が高かったりという難点がありましたが、ミエライスでは通常の精米機を使用。精米率を工夫する方法で、「成分カット・おいしさ・低価格」を実現しました。
 副工場長の楓井さんは、「開発当初、どれだけの割合で精米するかが一番難しい課題でした。精米をくり返せばその分リンやカリウムは減らせますが、米に負荷がかかって割れやすくなります。また小さく丸い米になると、米が立たず、おいしくありません」と話します。少しでも気になる成分を減らす一方で、できるだけ米本来の食感やおいしさを味わってほしい、また毎日食べる主食だからこそ低価格で提供したいという思いが感じられます。
 「みえのゆめ」の低リン米は、通常の米に近いおいしさで、家族と一緒に楽しめるのも大きな魅力。リピーターも多く、「このお米が一番」と定期購入を申し込む人も多いといいます。1食分のサンプルもあり、お試しいただくこともできます。ぜひ一度、ご自宅でそのおいしさを味わってみてください。


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お問い合わせ

株式会社 ミエライス
三重県津市庄田町1957
TEL. 0120-580-224 FAX. 059-256-6203
インターネットでも販売しています: http://www.mierice.co.jp/

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