掲載:2011年 秋 vol.08
味覚の秋、街には美味しいものが溢れています。
いつも躊躇しているものも、ちょっとした工夫で食べられる、そんなアイディアを管理栄養士の弥冨秀江さんが考えてくれました。
監修 管理栄養士 弥冨 秀江 さん
産業栄養指導者・女子栄養大学生涯学習講師。長年の病院・企業での指導、臨床経験をもとに、執筆活動、企業の食品開発、メニュー開発などに携わる。『禁煙ごはん』(共著・実業之日本社)、『暮らしの実用シリーズ』(学研)、『わが家でつくる太らないおつまみ』(実業之日本社)など著書多数。
ガーリックオイルを使って、風味、ボリュームをアップ。
にんにく、ハーブの香りで減塩を助けます。
管理栄養士からの一言
秋の味覚「さんま」は、青背の魚(いわし、さば)に比べ脂肪を多く含んでいる分、カリウムは30%、リンは20%ほど少なくなります。その脂肪にはDHA、EPAが多く、動脈硬化の予防に役立ちます。できる限り、食材はしっかり計って使うことをお勧めします。ブロッコリーは、葉野菜に比べカリウムはやや少なく、食物繊維、ビタミンCを豊富に含みます